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Ceramist

近藤賢

Takashi Kondo

陶芸家 / 陶吉郎窯十代目
福島県双葉郡浪江町に根差した伝統的工芸品「大堀相馬焼」の制作を手掛け、260年の歴史を持つ窯元「陶吉郎窯」の十代目として生まれる。文星芸術大学美術学科で陶芸を専攻し、大学3年時に第41回日本現代工芸美術展に入選、第34回日展に入選した。文星芸術大学大学院修了後は陶芸メッセ益子に勤務。その後、2010年に浪江町に戻り作品制作を開始。2011年の東日本大震災によりいわき市への避難を余儀なくされ、2018年に避難先のいわき市四倉町にて「陶吉郎窯」を再開し作陶を続ける。2014年に第53回日本現代工芸美術展にて現代工芸大賞を受賞、2023年に第61回日本現代工芸美術展にて現代工芸理事長賞するなど、作陶を再開した後も多数の賞を受賞する。LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 2017 匠の選出やアパレルブランドの新ブランドをディレクション、モニュメント制作など多岐に渡る活動を行う。

Director

菊地耀仁

Teruhito Kikuchi

TERUHITO KIKUCHI 代表
伝統工藝に宿る技と美、古典文学に息づく日本の伝統美、現代におけるラグジュアリーの在り方を独自に探求。その思索を基盤に、陶磁などの工藝ブランドや日本の伝統美から着想を得た香のブランドを展開する。そのほかにも、日本の伝統工藝・卓越技藝を中心に次世代のラグジュアリーを探求する「雅耀会」を主宰するほか、大学受験予備校にて古文科の講師としても活動。日本の伝統工藝・伝統産業を次世代のラグジュアリービジネスへと昇華させるべく、 2023年に「TERUHITO KIKUCHI」を設立。陶磁などの工藝領域において伝統を継ぐ職人や事業者と協働し、現代の感性と美意識に照応する新たな工藝ブランドの創出を手がける。陶磁では福島県の伝統工藝品・大堀相馬焼の窯元「陶吉郎窯」十代目であり陶芸家の近藤賢氏とともにセラミックアートブランド「TAKASHI KONDO」を設立。工藝ブランド以外においては、日本の伝統美から着想を得たインセンスブランド「HAKURO」を手がけるほか、ラグジュアリーブランドと伝統工藝のコラボレーションの橋渡し事業をはじめとした伝統工藝にまつわる様々な事業を展開する。

TERUHITO KIKUCHIが展開する全てのブランドで掲げているコンセプト、それは「所作が変わるもの」。手にした瞬間から人の振る舞いと心の在り方に変化をもたらし、扱う者の感性と精神に品位を呼び起こすもの。芸術品のように慈しみ、敬意をもって触れたくなる。そうした独自の「用の美」を現代に問い直すことを創造の原点としている。